車を手放し、節約と自由を手に入れた私の体験談

ライフプラン

愛車とのお別れを考えたことはありますか?

車がある生活は便利ですが、実はコストがかなりかさむんですよね。車検に保険、ガソリン代にメンテナンス…お財布がピンチになることもしばしば。

でも、もし車を手放したら、毎月の出費がグッと減って、もっと自由に使えるお金が増えるかもしれませんよ。今、自動車を手放して賢く節約する人が増えているんです。

この記事では、実際に車を手放してみた私の体験談を紹介します。車を手放すときは勇気がいりますが、車がない生活は思ったより何とかなります。実際にどれだけ固定費を減らすことができたかも公開します。

自動車を手放したきっかけ

日常生活での車の利用頻度

私が車を手放すことを決めたのは、日常生活での車の利用頻度が明らかに減少したからです。週末の買い物やたまの遠出以外ではほとんど使わず、ただ駐車場に置いてあるだけの状態が続いていました。自動車を使わない期間が3か月以上もありました。利用頻度が減少した理由は以下のとおりです。

  • 2020年からのコロナ蔓延があり、外出頻度が下がりました。
  • 子どもが成長して中学生になった。中学生になると土日に部活動もあることもあり、家族で一緒に出かけることも少なくなりました。また、子どもとちょっと買い物で連れていく必要もなくなりました。
  • 車での帰省などの長距離移動がしんどくなってきた。

固定費の圧迫とその認識

固定費の中で自動車関連の支出が占める割合を改めて計算してみると、車検費用、保険料、自動車税など、年間で見ればかなりの額になっていることに気付きました。2020年に実際にかかっていた自動車関連の支出額は以下のとおりです。

支出項目月額年額備考
駐車場代17,000円204,000円
重量税39,500円
自動車保険4,250円51,000円
JAF会員費6,000円
車検97,215円2年に1回のため実際かかった
金額の2分の1にした
ガソリン・高速代61,364円
合計459,079円
平均月額38,257円

毎月38,257円も支出していることに驚きですね。

さらにこれ以外に車の購入費用がかかっています。例えば300万円の新車を購入して、15年乗って廃車(売却額なし)にした場合、年200,000円、平均月額16,667円かかっていることになります。

自動車を手放して感じた変化

固定費の具体的な節約効果

実際に車を手放してみると、想像以上に家計への影響が大きかったです。具体的には、上記のとおり固定費を年間で50万円近い節約に成功しました。

また、2次的な節約効果として以下がありました。

  • これまでは車の荷台に簡単に積めることができた大きさや量の買い物をしなくなりました。
  • 必ずしも必要でない外出で、余計な出費が減らすことができました。

生活スタイルの変化とその影響

車を手放したことで、移動には徒歩や自転車が中心となり、遠出には電車やカーシェアリングを利用するようになりました。特に不便を感じることもなく、計画的な外出が増え、結果的に時間を有効に使えるようになったと感じています。

車を手放した後の移動手段

徒歩

近所への用事は徒歩だけとなりました。以前は近くでも買い物の荷物を運びたいからという理由で車を使っていましたが、あらためて不要だと思いました。重いたいものは配送をお願いしてもよいし、インターネットで購入すればよいです。

自転車

徒歩と同じですが、近所は自転車で十分です。私は自転車をもっていないので、必要な場合は、自転車のシェアリングサービスを利用しています。

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電車

車を手放した後は、電車を利用するようになりました。最初は時間に制約があると感じましたが、移動時間を読書や仕事の準備に使えるようになり、意外とメリットを感じています。

カーシェアリング

また、必要な時にはカーシェアリングやレンタカーを活用しています。これにより、車が必要な時だけ利用することで、コストを抑えることができるようになりました。

私はタイムズカーを利用していましたが、1年に2回ほど使っただけです。あまり使わないので解約しました。タイムズカーは乗らななくても月々880円かかります。

カーシェアリングのタイムズカー(旧:タイムズカーシェア) (timescar.jp)

車を手放す前に考えるべきこと

自分のライフスタイルを見直す

車を手放す前には、自分のライフスタイルをしっかりと見直すことが大切です。実際にどれだけ車を利用しているのか、また、代替手段を利用した生活が可能かどうかを考える必要があります。

私の場合、家が最寄り駅から徒歩10分程度、近くに買い物ができるところがあることから、もともと車が絶対に必要という環境ではありませんでした。

あったら便利といえばそうなのですが、あったら便利レベルで月々38,000円の負担+車の購入費用との投資対効果を考えると、手放すほうがよいと判断しました。

代替手段の選定とその準備

車を手放した後の移動手段についても、事前にしっかりと計画を立てることが重要です。自分に合った公共交通機関やカーシェアリングサービスを見つけ、スムーズに移行できるように準備しておきましょう。

まとめ

車を手放すという決断は簡単なことではありませんが、実際に行動に移すことで、多くのメリットと新たな発見があります。私の体験が、車を手放すことを検討している方の参考になれば幸いです。

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