支出は3つに分けよう
毎月の支出について、その使い道はどのように決めていますか?
支出といっても、食費や光熱費、教育費や娯楽費など、さまざまな使い道があります。
いろいろ使っているうちに、収入のほとんどがなくなってしまうことはありませんか?
そんなときには使い道を一度、分類してみましょう。
分類は、「消費」「浪費」「投資」の3つです。
消費とは
消費は、生活にかかせない、生きていくのに必要な費用です。
- 食費
- 住居費
- 水道・光熱費
- 日用品
などがあります。
これらは固定費とも言われます。
それぞれ節約することは可能ですが、ゼロにすることはできません。
生きていくための必要経費と考えるべきでしょう。
浪費とは
浪費は、生きていくために必ず必要というわけではないのですが、ぜいたくや嗜好なものがあげられます。
・旅行費
・趣味娯楽費
・交際費
などがあります。
浪費は無駄づかいという意味がありますが、それだけの意味ではありません。浪費によって、人生を豊かにする、生活にいろどりを与える、ストレスが発散されるなどの良い面もあります。
投資とは
投資は、未来のために使う費用です。
- 貯蓄
- 教育費
- 書籍費
- 金融投資
などがあります。
投資は、その費用を投じることで、未来にお金を生み出すものです。
貯蓄の利子や金融投資の配当など、直接お金を生み出すものもあれば、教育や書籍などで人に投資することで、知識やスキルをあがり報酬が増えるものもあります。
消費、浪費、投資はどのくらいの割合がよいか
消費、浪費、投資はどのくらいの割合になるのが理想的でしょうか?
一般的に、消費70%、浪費10%、投資20%にするのがよいとされています。例えば、手取り30万円であれば、消費に21万円、浪費に3万円、投資に6万円になります。
ただ、この割合は、人ぞれぞれの価値観によって割合は変わってきます。浪費は少なければ少ないほどよいと考える人もいれば、人生の楽しみのために浪費すると考える人もいます。ご自身の価値観に合わせて、どの程度の割合がよいのか考えてみるとよいでしょう。
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