「無料のFP相談に行ったら、こちらの話をあまり聞いてもらえないまま、気づけば保険の説明が長々と続いていた」
こんな体験談、見たことはありませんか。
「死亡保険を強引にすすめられた」「状況を何も聞かれないまま、いきなり保険商品を提案された」——実際にこうした声はSNSや相談サイトに数多く投稿されています。
そしてその後には決まって、こんな疑問がついてきます。
「そもそも、FP相談ってなんで無料なんだろう?」
今日は、この違和感の正体と、保険をすすめてこないFPの見分け方をお伝えします。
なぜ「無料相談」で保険の話になりやすいのか
答えはシンプルです。
多くの無料FP相談は、保険会社から支払われる「販売手数料」で成り立っているから。
つまり、こういうことです。
- 相談自体は無料 → でも会社としては収益が必要
- 収益源は「保険を契約してもらったときの手数料」
- だから、相談の着地点が自然と「保険提案」になりやすい
これは相談してくれるFPの人柄の問題ではなく、そのFPが所属する会社の収益の仕組みの問題です。悪気なく「保険をすすめること」が、無料相談というビジネスモデルの中にあらかじめ組み込まれているのです。
「相談料を払うFP」を選ぶという選択肢
一方、相談料(1時間5,000〜10,000円程度が目安)を受け取って相談にのるFPもいます。
こちらは仕組みがまったく違います。
- 収益源は「相談料そのもの」
- 保険契約が成立してもしなくても、報酬は変わらない
- だから、保険をすすめる動機がそもそも発生しにくい
「お金を払ってまで相談するなんて」と思うかもしれません。ですが、払うからこそ「あなたの状況だけ」を見てもらえる、と考えると印象が変わってきませんか。
相談前にできる「保険を売らないFP」の見分け方
契約前に、次の3つを確認してみてください。
- 「相談料は発生しますか?」と最初に聞く → 無料の場合、収益源が何かも合わせて聞いてみましょう
- 「保険の販売は行っていますか?」と直接聞く → 「相談のみで保険販売は行わない」と明言できるFPは中立性が高い傾向にあります
- 資格・実績・相談実績が公開されているか確認する → プロフィールが不透明なまま相談を始めるのは避けましょう
この3つを聞くだけで、その相談が「あなたのため」なのか「販売のため」なのか、事前にかなり見分けがつきます。
今日からできる1つのアクション
次にFP相談を検討するときは、申し込み前にこう聞いてみてください。
「相談料は発生しますか? 保険の販売は行っていますか?」
この一言だけで、相談の質がまったく変わります。
FPマイポータルでは、相談料のみで保険販売を行わない独立系FPを検索して探すことができます。「販売されるかも」という不安を抱えたまま相談するのではなく、安心して本音で話せる相手を選んでみてください。
出典・参考
- Yahoo!知恵袋「FP相談をしてみたいのですが何故無料なのですか?」(2026年7月確認)
- 保険チャンネル FP相談体験談まとめ(money-career.com)
- IFAナビ「無料FP相談の注意点」(a-ifa.jp)