この記事を読んでほしい人
- 有料のFP相談に興味はあるが、「お金を払って何を聞けばいいのか分からない」と感じている方
- 限られた相談時間を、できるだけ有意義に使いたい方
- 相談前にどこまで自分で準備しておくべきか知りたい方
有料FP相談の料金相場は、1時間5,000〜10,000円台が中心
「FPに相談したいけど、そもそもいくらかかるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。日本FP協会が実施した「ファイナンシャル・プランナー実態調査」(2021年度)によると、CFP・AFP認定者が設定している1時間あたりの相談料は次のような分布になっています。
| 料金帯 | 割合 |
|---|---|
| 〜5,000円 | 14.2% |
| 5,000円〜10,000円 | 47.3%(最多) |
| 10,000円〜20,000円 | 33.5% |
| 20,000円〜 | 5.0% |
市場のおよそ半数が、1時間あたり5,000〜10,000円台に集中しています。決して安い金額ではないからこそ、「せっかく払うなら、しっかり活用したい」と考えるのは自然なことです。
相談時間の多くが「現状把握」に使われてしまう、という落とし穴
初めてのFP相談で起こりがちなのが、限られた相談時間(多くは60〜90分)の前半が、収入・支出・資産状況といった現状のヒアリングだけで終わってしまうことです。
- 「毎月の支出、だいたいどのくらいですか?」
- 「今、資産はどのくらいお持ちですか?」
- 「NISAやiDeCoは使っていますか?」
こうしたやり取りに時間を使うほど、本来相談したかった「これからどうすればいいか」という本題に割ける時間が短くなってしまいます。
相談前に「家計の見える化」をしておくと、時間の使い方が変わる
そこでおすすめなのが、相談前に自分の家計・資産状況をある程度整理しておくことです。収入・支出・保有資産・NISAやiDeCoの利用状況などを事前にまとめておけば、相談の冒頭を「現状確認」ではなく「今後の方針の相談」から始められます。
家計簿アプリやスプレッドシートなど、使い慣れたツールで構いません。有料FP相談の代わりになるものではありませんが、「相談で何を聞くべきか」を自分の中で整理する準備段階として活用できます。
- 収入・支出・資産を一箇所にまとめておける
- 大まかなライフプランを自分なりに試算しておく
- 「気になっていること」を相談前に言語化できる
「準備してから相談する」のコスパの考え方
たとえば1時間8,000円の相談だとすると、その半分の30分を現状確認に使ってしまうのと、最初から本題に入れるのとでは、同じ金額を払っていても得られる価値がまったく変わってきます。
事前の整理には多少の手間がかかるかもしれません。しかし、限られた有料相談の時間をどれだけ本題に使えるかという観点では、十分に見合う準備と言えるでしょう。
まずは自分の状況を整理するところから
「有料相談を受けるほどでもないけど、なんとなく家計や将来が気になる」という段階の方も、まずは現状を整理してみることから始めてみませんか。
まずは家計簿アプリやスプレッドシートなど、身近な方法で構いません。現状を整理したうえで、有料相談を検討してみるとよいでしょう。
本記事は2026年9月時点で確認できる情報をもとに作成しています。相談料金は各FP・事務所によって異なるため、実際の依頼前には個別にご確認ください。
