2026年7月8日、ちょっとしたニュースが業界に流れました。
「日本FP協会が保有するCFP®・AFP資格が、『日本の資格・検定AWARDS 2026』ユーザー選出部門で約1,300件中、第1位を受賞した」
約1,300種類の資格の中から、ユーザーが「これが一番いい資格だ」と選んだのがFP資格だった、ということです。
FP(ファイナンシャルプランナー)という言葉は聞いたことがある方も多いと思います。でも「実際に何をしてくれるの?」「相談したことないけど、どうやって始めるの?」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、FP資格の種類から、FP相談の始め方まで、初心者向けにまるっと解説します。
FP(ファイナンシャルプランナー)って、何をしてくれる人?
FPは、お金に関わる幅広い悩みを一緒に整理してくれる専門家です。
具体的に相談できることは、こんな内容です。
- 家計管理:毎月の支出を見直したい、家計が赤字になりそう
- 老後の準備:定年後の生活費は足りる?いくら貯めればいい?
- NISA・iDeCo:どちらから始めればいい?どの商品を選べばいい?
- 保険の見直し:今の保険、多すぎる?足りない?
- 住宅ローン:いくらまで借りていい?繰り上げ返済すべき?
- 教育費:子どもの大学資金、今からどう準備する?
- 相続・贈与:親の財産、どう引き継ぐのがいいか
「お金のこと、どこに相談すればいいかわからない」という方の、最初の相談先として最適です。
FP資格の種類——3つ知っておけばOK
FPの資格は複数あります。難しく考えなくて大丈夫ですが、名称を知っておくと相談先を選ぶときに役立ちます。
① CFP®(シーエフピー)——国際資格、FPの最上位
- 日本FP協会が認定する国際資格
- AFP取得後、6科目の試験に合格し、倫理研修を受けて認定される
- 「ファイナンシャル・プランニング業務の最上位資格」として位置づけられている
これが今回ベスト資格第1位を受賞した資格です。
② AFP(エーエフピー)——国内認定資格
- 日本FP協会が認定するFP資格
- FP技能士2級相当の知識が必要
- 2年ごとに継続教育を受けないと資格が失効する「学び続ける専門家」としての仕組みがある
③ FP技能士(1〜3級)——国家資格
- 厚生労働省が認定する国家資格
- 3級が入門レベル、2級が実務レベル、1級が上級
- 一度取得すれば更新不要(ただし知識のアップデートは自己責任)
FP相談を探すなら、CFP®・AFP・FP技能士2級以上を目安にするとよいでしょう。
「有料FP」と「無料FP」の違い
FPには大きく2つのタイプがあります。
無料FP相談
- 保険会社・銀行・FP紹介サービスが運営
- 相談者からお金を取らない代わりに、保険や投資商品を紹介したときのコミッションで収益を得る
- 商品に中立ではない可能性がある(誠実な方も多いが、ビジネスモデル上の制約がある)
有料独立系FP相談
- 相談料(時間制・月額など)だけで運営
- 商品紹介料を一切受け取らない
- だから「どの商品を提案しても自分の収入は変わらない」→中立なアドバイスができる
- 費用の目安:1時間5,000〜10,000円が相場
どちらが合っているかは、目的によります。「保険の見積もりも聞きたい」なら無料FP、「純粋な第三者の目線でライフプランを整理したい」なら有料独立系FPが向いています。
FP相談、初めてなら「何を話せばいいか」が不安ですよね
「相談したいけど、何を話せばいいかわからない……」という声をよく聞きます。
心配しなくて大丈夫です。良いFPは、まずあなたの話を聞くことから始めます。
初回相談で準備しておくとスムーズなもの(参考)
- 現在の収入・支出のざっくりとした感覚(家計簿がなくても大丈夫)
- 気になっていること・解決したいこと(「老後が不安」「保険が多すぎる気がする」でOK)
- 家族構成と、これからの10年で起こりそうなライフイベント(子どもの進学・住宅購入・転職など)
細かい数字は当日でなくても大丈夫です。「こういうことが気になっている」を伝えるだけで、FPが整理を手伝ってくれます。
FP相談を探す3つの方法
方法① FPマイポータルで探す
有料独立系FPだけが登録しているプラットフォーム。「保険を売られたくない」「中立なアドバイスがほしい」方に向いています。地域・専門領域・得意なテーマで絞り込めます。
方法② 日本FP協会の「FP検索」を使う
日本FP協会のWebサイトから、CFP®・AFP資格を持つFPを地域別に検索できます。
方法③ 無料FP相談サービスを使う
「まず一度、どんなものか体験してみたい」という方には、保険代理店などが提供する無料相談もあります。ただし、相談後に保険商品の提案があることは念頭においておきましょう。
まとめ:FP相談の第一歩を踏み出してみませんか
2026年、FP資格は約1,300資格の中からユーザーに「一番いい資格」として選ばれました。
それだけFP(ファイナンシャルプランナー)が「信頼できるお金の相談相手」として社会に認知され始めているということかもしれません。
「老後が不安」「家計をちゃんと整理したい」「NISAをどう使えばいいか知りたい」——そんな漠然とした気持ちがあるなら、FPへの相談が第一歩になります。